男性器は皮で覆われているのですが、子供から大人になるにつれて男性器の付け根のほうに下がっていきます。それによって亀頭が露出するようになるのが正常な状態です。しかし大人になっても皮が亀頭を覆ってしまう状態になってしまうことがあり、これを包茎と言います。

 

包茎には大きく分けて三種類あり、すぐに治療すべきものとそうではないものがあります。そのためもし自分が包茎なら、どのタイプの包茎ですぐに治療すべきなのかをしっかり把握することが大切です。

 

まず男性器が平常時の状態である場合、亀頭が覆われている状態で、勃起状態になった時に亀頭が少し皮から露出する仮性包茎があります。日本では6割から7割程度の男性が仮性包茎の状態であると言われています。手で男性器を覆っている皮を剥くことができ、女性と性交渉ができないわけでもないので、今すぐ治療しなければならないものではありません。

 

次に男性器が皮に完全に覆われてしまい、平常時のみならず勃起時においても亀頭を露出することができない真性包茎があります。常に亀頭は皮に覆われた状態になってしまっているので、男性器の成長を妨げてしまいます。また女性との性交渉もすることができないので、すぐに治療が必要となります。

 

それから平常時には男性器が皮に覆われていて、勃起時は亀頭をある程度露出することができるものの男性器が皮に締め付けられてしまうカントン包茎があります。男性器が皮に締め付けられると亀頭が壊死してしまう場合もあるのですぐに治療が必要となります。